皆さんは、盗難被害に遭ったことはありますか?
今回は「バッグを盗まれた被害者のはずが…」を紹介します。
イラスト:モナ・リザの戯言
バッグを盗まれた
姉に頼まれ、小学校まで甥を迎えに行った大学生の主人公。
主人公がバッグを甥に任せてトイレへ行っている間に、何者かにバッグを盗まれてしまいました。
主人公はバッグを盗んだ犯人を見つけて追いかけることに。
しかし犯人を捕まえる過程で、犯人の子どもが転んで怪我をしてしまいました。
犯人は子どもを心配して主人公に激怒。
さらにバッグについて問い詰めても「ちょっと間違えちゃっただけ」と言い訳をしました。
その後、主人公は校長室に呼び出され…。
なぜか責められる主人公
出典:モナ・リザの戯言
バッグを盗んだことは隠し、子どもに暴力を振るわれたと訴えていた犯人。
校長は犯人の話を鵜呑みにして、主人公を信じようとしません。
濡れ衣を着せられた主人公は、姉と一緒に教育委員会に相談しました。
そして教育委員会の話で、犯人の家が地元の名士としてかなり力を持った一族であることがわかったのです。
さらには校長が犯人からお金を受け取ってかばっていたこともわかり、主人公の怒りは頂点に。
そこで主人公と姉はこれまで犯人の横暴による被害を受けた人たちの声を集めることに。
最終的に黒い噂とその証拠を突きつけられた犯人は、引越していったのでした。
容赦ない反撃
バッグを盗んだにもかかわらず、事件を握りつぶそうとしていた犯人。
被害者たちに協力してもらい、犯人を追い詰めた主人公のエピソードでした。
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※この物語はフィクションです。
(liBae編集部)