皆さんは、エレベーターに乗っているときに怖い経験をしたことはありますか?
今回は「奇妙なエレベーター」を紹介します。
イラスト:あん子@anko3s
奇妙なエレベーター
残業で帰りが遅くなっていた主人公は、あるときから会社のエレベーターで奇妙な体験をするようになります。
それは、深夜にエレベーターに乗っていると、誰もいない階でエレベーターが勝手に止まるという現象。
ドアが開いても、そこには誰もおらず…。
主人公は不気味に思いながらも気にしないようにしていました。
ところがある日の夜、いつものように誰もいないはずの階でエレベーターが止まると…。
黒髪の華奢な女性
開いたドアの前には黒髪の華奢な女性が立っていました。
黒髪の女性が静かに屋上のボタンを押すと、それまで下に降りていたエレベーターがゆっくりと上昇していきます。
そこであることに気づいた主人公は、一刻も早くエレベーターから降りたい思いで適当なボタンを連打。
エレベーターが止まってドアが開くと逃げるように外へ飛び出しました。
主人公が気づいたのは、そのエレベーターには屋上へ行くボタンがなかったということ。
あのとき急いでボタンを押していなければどうなっていたんだろう、とゾッとした主人公でした。
女性は何者だったのか…
黒髪の女性はどこから現れどこへ行こうとしていたのでしょうか。
主人公が気づかずにそのまま屋上まで乗っていってしまったら…。
得体のしれない女性にゾッとしてしまうエピソードでした。
※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。