皆さんは、善意につけ込まれてしまった経験はありますか?
今回は「善意につけ込む不審者の話」を紹介します。
イラスト:あん子(@anko3s)
善意につけ込む不審者の話
主人公が幼稚園児のときの話です。
小児科の帰りに母と公園を歩いていると、車椅子に乗った男性がこちらに向かって手を振っていました。
母と一緒に駆け寄ると、男性は公園の先に行くのに段差が高くて降りられない様子。
男性に車椅子を押してほしいと頼まれて、母は快く引き受けました。
すると男性は、主人公と母に名前や年齢を聞いてきたり、お菓子を勧めたりしてきます。
母がお菓子を断ると、男性は…。
体重を聞いてくる男性
出典:instagram
母に、主人公の体重を聞いてくる男性。
必要以上のことを聞いてくる男性を不審に思った母は、主人公がなるべく男性と会話しないように警戒しながら男性を公園まで連れて行きました。
ところが公園に着いてそそくさと立ち去ろうとする母を呼び止めた男性は、主人公と母が体重を計った写真を明日ここに持ってきてほしいと言ってきたのです。
男性のとんでもない発言に絶句した母は、主人公を連れて急いでその場を離れるのでした。
男性の正体
困っていた男性の正体は、人の善意につけ込む不審者だったようですね。
もし主人公がうっかり男性に必要以上のことを伝えてしまっていたら、と考えるとゾッとするエピソードでした。
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