外出先でトラブルに遭遇すると、気分が台無しになりますよね。
しかしそんな時、思わぬところから助け舟が出ることも。
みなさんは誰かに助けてもらったことはありますか?
都市部の大雪
学生時代、大雪が降った日の話です。
私は都内の大学に通っており、その日も大学に行くため電車に乗りました。
しかし関東では珍しい大雪だったことから電車は遅延…。
運行本数が減っていたことから、どんどんすし詰め状態になっていきました。
電車内では「降ります!!」「押さないで下さい!!」と乗客が大声をあげる場面もあり、大騒ぎでした。
最初はつり革に捕まっていたのですが、後ろのサラリーマンたちに押され続け、
ついにはつり革も取られてしまいました。
私はすごく前かがみで苦しい姿勢に…。
座席の柱とガラス戸に手を置いてどうにか保っていましたが、息をするのも辛い状態でした。
すると私の目の前に座っていた50代くらいのサラリーマンが、私の肩をたたいて一言
「私は次の駅で降りるから、そのままあなたがここに座りなさい。苦しいでしょう」
と言って私に席を譲ってくれたのです。
こうしてなんとか学校に行くことができました。
ありがたかったです。
(26歳/自由業)
荷物いっぱいで子連れの私
子どもが1歳半のときの話です。
実家に帰省するとき、フェリーに45分乗って渡るのですが、
その日は子どもから「抱っこして!」の嵐…。
荷物は私と子どもの2人×3泊分です。
子どもが乗船待ちのときに「抱っこして!」がピークになりとうとう大号泣!
すると、1人のおじいさんが「おお!元気があるねえ。お嬢さん、荷物持つよ!抱っこしてあげなさい」と声をかけてくれました。
乗船時間になり、申し訳ないと思いながらも、
おじいさんの好意に甘えて、リュックと手提げを持ってもらいました。
他愛ない話の中で、隣町に住んでいることがわかりました。
降船のときも荷物を持ってくださり
「もう家内が下で車つけて待ってるから、乗っていくかい?」と言ってくれました。
すでに私の母もついており、丁重にお断りしましたが、
おじいさんの優しさが疲れた心と体に沁みました。
あのとき、お名前と電話番号を聞いて後日お礼に伺えば良かったと未だに思います。
(30代/主婦)
あなたの周りにもこんな人いませんか?
いざという時助けてくれる存在って心強いですよね。
みなさんの周りはどうですか?
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
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(liBae編集部)