【氈鹿】コレなんだ?あの鹿のことです

【氈鹿】コレなんだ?あの鹿のことです

「氈鹿」という漢字、正しく読むことができますか?
鹿と名付けられてはいるものの、鹿ではないあの動物の事ですよ!
はたして「氈鹿」とは何と読み、どんな動物なのでしょうか。

(1)「氈鹿」の読み方

「氈鹿」は「カモシカ」と読みます。
「鹿」は簡単に読むことができても、「氈」はあまり見かけない漢字ですよね。

どうやら「氈」という漢字に、氈鹿の語源が隠されていそうです。

(2)「氈鹿」の語源

氈鹿の「氈」は「せん」「もうせん」「けむしろ」と読みます。

毛氈(もうせん)という敷物を織る際に、氈鹿の毛を使ったことから「氈鹿」という漢字が当てられたともいわれています。

また、カモ+シカで氈鹿と読むのは、氈鹿の肉が鴨のように美味しいからとも。
はたまた、背中の毛がなびく様子が鴨が飛んでいるように見えるから、など諸説あるようです。

(3)「氈鹿」ってどんな生き物?

日本で氈鹿といえば、特別天然記念物のニホンカモシカのこと。

ニホンカモシカは日本アルプスをはじめとした、北海道と沖縄、中国地方を除く険しい山岳地帯に生息しています。
クリクリとした愛くるしい目と、もふもふとした被毛が特徴ですが、野生の氈鹿を目する機会は多くありません。

実は、各地の動物園では飼育頭数も多く、簡単に会いに行くことができるんですよ。
機会があれば、お近くの動物園に問い合わせたうえで会いに行ってみてくださいね。

(4)「氈鹿」は鹿じゃない!?

氈鹿は名前に「鹿」が付いていながら、シカ科の動物ではありません。
実は、氈鹿は牛や山羊と同じくウシ科の動物なんですよ!

ウシ科の氈鹿とシカ科の鹿との大きく異なる点は、角にあります。
鹿の角は大きく枝分かれし、時期がくると抜けて生え変わります。
一方、氈鹿の角は枝分かれせず、生え変わることもありません。

氈鹿と鹿をじっくり見比べてみると、全然似ていないことがよくわかりますね。


読めそうで読めない「氈鹿」。
ニホンカモシカは特別天然記念物に指定されている、貴重な動物です。
ウシ科であることも合わせて、ぜひ覚えておいてくださいね!

(liBae編集部)
本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2020年11月9日現在




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