「尾鰭」って漢字、何と読むかわかりますか?
画数が多い漢字はグッと難易度が上がるので、読めない人は多いのではないでしょうか。
「尾鰭」が読めなかった人はこれから読み方や意味を紹介するので、さっそくチェックしてみてください。
(1)「尾鰭」の読み方
「尾鰭」の読み方は、「おひれ」と「おびれ」の2通りあります。
魚に詳しい人なら、簡単に読めたかもしれませんね。
どちらも読み方として正解ですが、それぞれ意味は異なります。
(2)「尾鰭」の意味
「尾鰭」の読み方「おひれ」「おびれ」の、それぞれの意味は以下の通りです。
「おひれ」
魚の尾とひれ。おびれ。
本体以外につけ加わった余分なもの。
「おびれ」
魚類の体の後端のひれ。(おひれとも)
どちらも魚のひれを指す言葉です。
しかし、「おひれ」と読む場合には、魚のひれ以外の意味を指す場合があるということですね。
(3)「尾鰭を付ける」とは?
「尾鰭」の読み方から、「尾鰭を付ける(おひれをつける)」という言葉を連想した人もいるかもしれません。
「尾鰭を付ける」とは、事実ではない話を誇張を交えて話す様子を意味します。
話に余分なものをつけ足したことを指し、「尾鰭が付いた噂」「嘘に尾鰭が付いてしまった」などというように使われます。
この言葉の場合は、「尾鰭」を「おびれ」と読むのは間違いになるので、注意しましょう。
(4)「尾鰭」の形はさまざま
魚によって尾鰭の形はそれぞれです。
鯉や鮭などは「台形」、アジやニシンなどは「V字型」の尾鰭をしています。
マグロやカツオなど高速で泳ぐ魚類は、三日月形の尾鰭をしています。
スーパーや水族館などで魚を見る機会があれば、尾鰭の形に注目して確かめてみるとおもしろいですよ。
今回の記事で、「尾鰭」の読み方はマスターできましたね。
さらに言い回しやマメ知識もインプット!
魚を見かける機会には、今回の知識を活用してみてくださいね。
(liBae編集部)