「老者舞」という超難読地名、なんと読むかわかりますか?
見たこともないという方も多いかもしれないこの地名。
今回は、「老者舞」について解説していきます!
(1)老者舞の読み方は?
「老者舞」の読み方の正解は「おしゃまっぷ」です。
「おしゃまっぷ」という地名自体を知らない人も多いかもしれません。
読めたあなたは難読地名マスターです!
ここからは、老者舞の場所や読み方の由来などについて紹介していきます。
(2)老者舞ってどこにあるの?
老者舞の所在地は、北海道釧路郡釧路町仙鳳趾村。
仙鳳趾は「せんぽうし」と読みます。
村の名前も難しい読み方ですよね。
老者舞は、川沿いにある地域で、小さな漁港があり、釣りもできる場所です。
老者舞漁港は、釧路市内からやや距離が離れているので、穴場的な釣り場として知られています。
(3)老者舞の語源・由来は?
老者舞の語源は、北海道の先住民であるアイヌの人達の言葉だとされていますが、その由来には諸説あります。
一つ目は、アイヌ語の「オ・イチャン・オマプ」(川尻に鮭鱒の産卵場がある)という説。
かつて、鮭や鱒の産卵場があったのかもしれません。
二つ目は、「オサマッキプ」(川尻に倉のような岩がある場所)という説。
倉のような岩というのは、老者舞の集落入口付近にある大きな岩「大黒岩」のことを指していると言われています。
(4)老者舞の牡蠣はおいしい!
牡蠣と言えば、北海道では厚岸産の牡蠣が有名ですが、実は老者舞にも知る人ぞ知る牡蠣の直売所があります。
老者舞は北海道東側に位置し、涼しい気候のため、牡蠣が一年中食べられます。
荒波に育てられた牡蠣は、身が締まってプリプリ。
甘味が強く、濃厚でコクがある味わいが特徴です。
一度味わってみたいですよね!
老者舞の読み方と語源・由来などについてご紹介しました。
アイヌ語に由来する言葉が多いので、難しい地名が多いと言われる北海道。
道東の超難読地名「老者舞(おしゃまっぷ)」、ぜひ覚えてみてくださいね。
(liBae編集部)